シリーズ企画 機械事業部 Bさんの挑戦!
2024年12月にキョウエイの機械事業部に新たな仲間が加わりました。
彼の日々の活動を通じて機械事業部の事業内容を紹介するシリーズを今後展開していきます。
今回はエピソード1として、彼の紹介をしたいと思います。
Bさんの簡単なプロフィールと前職の紹介
Bさん(男性) 1993年生まれ 国籍:韓国 趣味:筋トレ・映画鑑賞
キャリアチェンジで挑む深穴加工の世界 Bさんの挑戦!
1993年、韓国生まれ。韓国での兵役を経て、ワーキングホリデーで日本へ。その後、ホテル業界で働きながら、日本語を習得し、日本の文化にも深く根ざしていきました。そんなBさんが、なぜ全く異なる分野である深穴加工の世界へと飛び込んだのか、その軌跡を追います。

韓国から日本へ、そしてホテル業界へ
インタビュアー:今回のBさんの活動記録を通じて機械事業部の事業内容紹介にご協力ありがとうございます。
早速ですが、インタビュー形式で色々と質問させていただきたいと思います。
インタビュアー:2016年ワーキングホリデーで来日した理由は?
Bさん:一言で言うと「勢い」です。兵役制度を終了し何でもチャレンジ出来そうな根拠のない自信がありました。若いうちに海外に行きたいという気持ちもありました。最初はオーストラリアを考えていたが、近いということもあり行きやすい日本を選びました。
インタビュアー:兵役制度についてもう少しおしえてください
Bさん:韓国では21ヶ月間の兵役期間があります。韓国の一般的な入隊時期は大学1年生を終了し休学して入隊するパターンが多いですが、私も同じように大学1年生を終了し休学してから兵役しました。
インタビュアー:21ヶ月というとほぼ2年近くですが、それではそこから大学に復学すると日本の大学生より2年就職も遅いということですか?
Bさん:そうなります。韓国では3月が新学期なので、兵役10月くらいに終わって3月まで空白の期間があります。その空白期間で色々と考える時間ができ、私は更に休学してワーキングホリデーで来日することを決めました。
インタビュアー:日本語は上手ですが、いつから勉強したのですが?
Bさん:高校の時、外国語で日本語を選択しました。文法も似ているし最初は簡単に感じました。今では日本語は勉強すればするほど難しくなると感じています。
インタビュアー:日本語検定1級(N1)を持っていますがいつ取得されたのですか?
Bさん:韓国にいる時に合格しました。
インタビュアー:実際に来日してどう感じましたか?
Bさん:最初は、日本語学校に入学しましたが、そこのレベルは私には簡単で学校に通う意味はないと感じました。韓国では単語や文法を重点的に勉強したため、文字を読むには差し支えなかったですが、その分ヒアリングが弱かったのでもっと、日常会話(生きた日本語)勉強したいと思いました。
インタビュアー:日本語はとても上手ですが、日本語の習得の秘訣は?
Bさん:バイトです。先程も申したように、読むことはできましたが、ヒアリング力を上げる為にバイトを始めました。
インタビュアー:前職はホテル業界でいくつかのホテルで働いていましたが、そもそもなぜホテル業界に?
Bさん:ワーキングホリデーのビザは1年間なのでようやく、慣れてきた時点でビザの期限が迫ってくるのが惜しいと思いました。そのため滞在方法を模索しました。そして留学という手段を選びましたが、4年生大学では時間がもったいないと思い、専門学校を選択しました。当時、「今後、東京オリンピックなどが控え、日本のホテル業界にニーズが高まる」とのアドバイスからホテル業の専門学校を選択したのがホテル業界に入るきっかけです。
インタビュアー:それではそもそもホテル業界に興味があったわけではなく、日本に滞在するための手段だったというわけですね?
Bさん:はい そうなります。
インタビュアー:最初の就職は東京のホテルですが、なぜ広島に?
Bさん:東京は人が多すぎて自分にはストレスを感じていましたので環境を変えたいという理由です。広島には行ったことはありませんでしたが、東京と比べ、大きすぎず自分にはちょうどいい環境と予想しましたし、実際来てみると自分には合っていました。
インタビュアー:そこから福山に来た経緯は?
Bさん:広島にいる時に今の妻に出会って2年間、広島と福山間でお付き合いをして、結婚を機に福山のホテルに転職しました。
ホテル業界から新たな世界へ
インタビュアー:そして更に当社に転職してきたわけですが、その理由は?
Bさん:まず、結婚をしたことにより、今までの観光系列ビザの制限がなくなり自由に職種を選ぶことができるようになりました。そこでキャリアアップを図りたいと考えリクルート活動をしました。Indeedで「韓国語」を条件に入れたことにより、キョウエイのホームページにたどり着きました。
インタビュアー:今までの業界と全く異なる世界に飛び込む事に抵抗はありませんでしたか?
Bさん:正直怖いと思いましたが、「0からやるしかない!」と自分に言い聞かせて連絡しました。
インタビュアー:そのスタートを切れるには相当な勇気もあったと思いますが?
Bさん:自分の性格は「考えると臆病になる、考え過ぎるとスタートが切れない」という考え方なので出来たんだと思いますが、今までの人生を振り返ると「考えなしでスタートを切った」ことで失敗もありましたので、自分の長所でもあり短所でもあるとよく言われます。
インタビュアー:ありがとうございます。Bさんが母国韓国から日本にそしてキョウエイに来るまでの経緯を簡単にですが伺い知ることができました。入社当初から行動力がとても高いという印象はありましたが、その結果が今に至る、というのがとても腑に落ちたというのが正直な感想です。ありがとうございました。

Bさんの挑戦は、私たちに何を教えてくれるのか
Bさんの言葉には、新しいことに挑戦する勇気と、どんな状況でも前向きに生きていく強さを感じます。彼の経験は、私たちに多くのことを教えてくれます。
• 変化を恐れない: 環境の変化や新しいことに対して、恐れずに挑戦してみよう。
• 学び続ける: どんな状況でも、学ぶ姿勢を忘れずにいよう。
• 前向きな姿勢: 困難な状況でも、前向きな気持ちで乗り越えよう。
キョウエイでも「チャレンジ」が企業コンセプトです。坂口社長も「挑戦の先に未来がある」とよく言われます。
Bさんのようなチャレンジ精神あふれる人材が、私たちの会社の一員となったことを私たちは大変嬉しく思います。
次回以降は、Bさんの日々の実際の業務を紹介しながら機械事業部についてもご紹介できればと考えています。